帰国前に、クロード・モネの生家に立ち寄りました。パリの北西70kmの美しい村ジヴェルニーで、かれは1883年から住んでいました。家の前には色とりどりの花が咲き乱れる「花の庭」を造り、1893年には家の敷地の道路を隔てた隣の土地を買い、「水の庭」を造りました。モネの家と庭は、息子ミシェルが亡くなった1966年に国家に遺贈され、現在公開されています。 美しい庭と、有名な「睡蓮」(すいれん、フランス語ではLes Nymphéas)の絵画のモデルとなった池や川がありました。自宅の中には、多数の日本画、歌川広重や葛飾北斎などの浮世絵があります。ジャポニズムの影響です。